App Store(iPhone)ないしはGoogle Play(Android)からMLogger Serverをダウンロードしてインストールします。 |
下部に4つのタブがあります。左から順に以下の機能があります。
デフォルトでは1の画面が表示されていて、M-Loggerのスイッチが入っていてLEDが緑に点滅している場合には、その計測器がリストに表示されます。M-Loggerを新しく起動させた場合には、画面を下にスクロールすることでリストを更新することができます。 リストに表示されたM-Loggerの1つをタップすると、計測のためのパラメータ設定ページに移ります。 |
それぞれの子機の内部には計測に関わる設定が保存されていて、このページでその設定内容を変更することができます。 「測定項目と測定間隔」で、温湿度、グローブ温度、風速、照度のそれぞれを計測すべきか否かと、計測間隔を設定します。「M-Loggerから設定を受信」をタップすれば子機の内部に保存されている設定内容を受信できます。逆に「M-Loggerへ設定を送信」をタップすれば設定内容が子機に送信されます。 「ロギング開始」で計測を始めてデータを記録します。「スマートフォンに記録」をタップすると、スマートフォン側でデータを記録します。「TFC/MMCへ記録」をタップすると、M-Loggerに挿した「MMCまたは互換カード」にデータを記録します。 後者については、後ほど説明します。 まずはスマートフォンにデータを保存するため「スマートフォンに記録」をタップします。 ロギング中の情報表示ページに移ります。 |
ロギング中の計測値などがリアルタイムで表示されます。デフォルトでは計測間隔は1秒と設定されているため、値は1秒ごとに更新されます。 乾球温度、相対湿度、グローブ温度、風速、照度は計測値です。また、これらの他に計測値にもとづいて演算されたMRT、PMV、PPD、SET*も表示されます。 |
SET*とPMVを計算するためには着衣量と代謝量を設定する必要があり、この値はページ下部にあるスライダーで変更できます。 これらの値は別画面で画像とリストから選択もできますが、この詳細は後述します。 Backボタンなどで前の画面に戻れば自動で計測は終了されます。正常に終了すると子機のLEDは再び点滅状態に戻ります。 |
スマートフォンで表示した計測値は自動で保存され、2番のタブで表示させることができます。 リストには、M-LoggerのIDごと、日付ごとにデータが一覧表示されます。項目を左にスワイプすれば、データをコピーまたは削除できます。 項目をタップすれば計測値の詳細表示ページに移ります。 |
時系列の計測値がテーブルで表示されます。 コピーボタンをタップすればデータをクリップボードにコピーできます。クリップボードにコピーされるデータはCSV形式のテキストデータになるため、表計算ソフトウェアなどを使えば編集できます。 |
MMCまたは互換カードに記録する場合には、写真の位置にカードを差し込みます。 カードが正常に認識されるとLEDの点滅が1回から2回に変わります。 以降の操作はスマートフォンへの記録と同じです。 「TFC/MMCへ記録」をタップすればカードへの記録が始まります。 正常に記録されている場合、5秒に1度、LEDが点滅します。 なお、32GBを超えるSDXC形式のカードは一般にexFATでフォーマットされています。本計測器はFAT32までしか対応していないため、この場合には一旦、WindowsなどでカードをFAT32でフォーマットする必要があります。 |
「PCとの接続」はWindowsなどのPCにXBeeを挿し、Zigbee通信でPCへデータを送信する際に使います。 PC側の設定については解説書の第4章を確認ください。 「常設モードへ移行」は注意が必要です。 一旦、「常設モード」に設定されると、電源をOffにしても設定は解除されません。 このモードでは、M-Loggerは起動したらすぐに計測を始めて、自動でPCへデータを送信し始めるようになります。 再びスマートフォンからの操作を有効にするためには、このモードを強制的に解除する必要があります。 (「常設モード」はversion 3.2.4または3.3.0以上で有効) |
「常設モード」を解除するには図のResetスイッチを3秒以上長押しします。 設定が解除されるとLEDが3回点滅します。 |